「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました」(続き)

この本はお薦めです。

  • 「青色専従者給与」は使い倒せ。給与=経費なので。
  • 減価償却の特例措置(2010年3/31までらしい)
    • 30万円までは一括にできる
    • 12月に変更する
    • 2006年から一度延ばされているのでもう一度延びるかもしれない。
  • 純損失の繰り越し(青色のみ可能)
  • 消費税
    • 常に生じるものと思っていた方がいい
    • フリーランスなら簡易課税、みなしの経費率に基づいて消費税が課税される。
    • 経費の消費税を追跡する作業は本業さん(税理士)に任せた方が無難。
  • 法人化
    • 税率の変化、 所得 v.s. 税額のグラフを考える
      • 個人だと傾きが大きい、小さいときは有利。
      • 法人のほうが傾きが小さい。大きいときに税がやすくなる。給与が控除される。
    • 控除
      • 法人では事業主自身の給与も控除の対象になる。(法人の反対語は自然人かなんか、事業主が個人=自然人なら個人事業主、事業主が法人なら会社。)
    • 資本金1000万円未満の創業2年以内は消費税免除
    • 信用力
    • 法人住民税は最低7万円、ほかに登記費用。
    • 法人化の目安
      • 利益700-800万をコンスタントに挙げるようになったら。
  • 税務調査
    • 頻度:個人1%, 法人7〜8%
    • 見るもの:帳簿と領収書
    • もめるポイントは、経費の配分比率、光熱費等。
    • 結末
      • 修正申告、「おみやげ」を持たせる。
      • 更正、""互い""に面倒。
      • 異議申し立て(基本的にやり過ぎ)、コストも考えよう。あっちが本気でこちらのことをやばいやつだと思っているなら、脱税捜査になる。

最後に:
細かい話はほかの本をあたることにして、この本を読んで全体の流れをつかむといいと思います。別に税理士になりたい訳じゃないんだから。